セコガニ(勢子蟹)は
11月6日~1月10日前後まで出回るズワイガニのメスで、
香箱(こうばこ)蟹、こっぺ蟹とも呼ばれる。
オスより一回り小さいからあんまり身は入ってないけど
味噌が濃厚で、
外子(そとこ:腹に抱えたプチプチした食感の受精卵)と、
内子(うちこ:甲羅の中の卵巣←別名赤いダイヤ)が美味しい!!
外子の色も受精卵の成熟度によって違い、
写真の様なオレンジ色(赤子)と紫色(黒子)の2種類に分けられる↓
一般的に、
黒子のほうが腹に抱えた卵が成長してて
次の産卵に備えて内子(卵巣)が発達しいっぱい入ってるから
赤子よりランクが高い。
ちなみに蟹の甲羅についてるグレーのプツプツは
カニビルが産みつけた卵で寄生してる訳ではない。
(食べても人間に害は無いみたいやし)
なんと!!
このカニビルが多く付いてるほど、
蟹の身が詰まってて美味しいという説があるらしい!
このカニビルは、
脱皮を終えてしばらく経った
甲羅の硬い蟹に卵を産み付けるらしく、
一般的に、脱皮にエネルギーを使った蟹の身は痩せている
と言われてるから。
そんなセコガニ、
出始めた頃は一匹580円やったのに
その一週間後には380円になってたから
今年二回目のセコガニを楽しんだ(^^)
12月に入ると漁獲量も減って、一気に値段が高くなるみたいやし・・・
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◆選び方
生きていて新鮮で、外子がパンパンで、
脚を押してペコっと凹むものは身が少ないので避ける。
◆料理方法
・蒸してそのまま食べる
・塩茹で食べる。
・水で茹でて取れた出汁で味噌汁
・生で蟹まるごと醤油漬け←日本酒に合いそう・・・やってみたいー!
私は蟹エキスをまるごと堪能したかったから茹でて食べた。
◆下処理
①生きたままやと蟹自身が脚を抜く(←驚!)ので真水に30分つけておく。
②タワシで丁寧にカニビル、甲羅や脚などの汚れを落とす。
※とどおんなは、蟹脚の間の細かい箇所や魚の内蔵を取り除く時は
未使用の歯ブラシを使ってる。
③脚を折りたたんでコンパクトにして、必ず甲羅を下にして15~20分蒸す。
甲羅を下にして器みたいにすることでエキスが流れ出ないのかも・・?
塩で茹でる時は、
海水に近い塩分濃度(3~4%)にして
蟹が浸かる量のたっぷりの水をまず沸騰させてから
蟹を入れて(甲羅は下!)15~20分茹でると色や旨味が逃げずに美味しいとのこと。
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蒸し器なんて持ってない!!といういう方。
私は家にある簡単な物で代用してますのでご参考に♪
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