2015年1月7日水曜日

長芋と柚子の醤油漬け


長芋のレパートリーが少ないから
いつもと違うものを作ってみた。

いつもの長芋メニューは…
・醤油バター炒め
(バターで炒めた長芋に醤油を回しかけて海苔を散らす)
・トースター焼き
(すりおろした長芋に玉子と小麦粉と紅生姜を入れて焼く)
・明太子和え
(熱湯にサッとくぐらせ冷ましたた長芋を明太マヨで和える)
・オクラと長芋とワカメの酢の物
(熱湯にサッとくぐらせた長芋とオクラを三杯酢に漬ける)

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長芋と柚子の醤油漬け



◆材料

柚子・・・適量(針柚子じゃないアク抜きしたもの)
長芋・・・10cm程のを0.5cm幅の半月切り
昆布・・・5cm角を細切り
みりん・・・大さじ3
醤油・・・大さじ3
酒・・・大さじ1

◆作り方

①柚子が浸かる量の水と長芋を茹でる水を
    別々に沸騰させておく。

②柚子は水洗いして横半分に切り、
    切り口を上に向け押し潰すように絞り、
    果汁は使わないので横に取り分けておく。
    ※実は薄皮ごとジャムに、
        種は化粧水に活用出来るらしい。
        水に浸してるとペクチンという物質が出てきて、
        これがシミに効くとのこと。
 
③実と皮を引きはがし、皮に残った白い部分を取る。
    ※白い部分は苦味のもと。

③沸騰させた湯で(←火をつけたまま)1分ほど茹でて、
    すぐに流水にさらす。
    水を5回程変えて数時間アクを抜く。
    味見をして苦味が無くなったら水を切り千切り。

④沸騰した湯に(←火をつけたまま)長芋を5秒ほど
    くぐらせ流水で洗ってヌメヌメを取り水気を取る。

⑤みりん、醤油、酒を鍋に入れて沸騰させて
    アルコールを飛ばして火を切る。(=煮切る)
   ※鍋の中が泡だらけになりすぎたり、
       焦がしたり噴きこぼしに注意‥‥∑(゚д゚;)

⑥固く絞った布巾で昆布の汚れを軽く拭き取り、
    細く切って⑤に投入。
    ※昆布表面の白い粉はグルタミン酸。
        旨味成分なのでゴシゴシ禁止。
 
⑦ジップロックに柚子と長芋と⑥も投入して冷蔵庫で
    冷やして時々長芋の位置を変えながら半日で完成。

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柚子の香りが移って美味しいーーー!!

今回は、スーパーにはあまり出回ってない
真昆布の早採り(春頃に採る若い昆布で薄くて柔らかい)昆布を使った。



結構前にたまたま立ち寄ったサービスエリアで購入したもの。

真昆布は普通二年間成長して
夏前~秋に収穫されるから、
この早採れ昆布は
促成一年の間引きされたものなのか??
水昆布と呼ばれるものなのか??
ついつい物珍しさで。。。。

ワカメよりも少し厚みがあるけど普通の真昆布よ
り歯ごたえがなくスルっと食べやすい(*´ー`*)

表記がないので確かじゃないけど、
地図のところに『大船』て書いてるから白口浜かな??

ネットで北前船カワモト、やわらか昆布って
検索したら水昆布って書いてるページを発見。

天然かもな~

そう言えば昆布と言えば嫌な思い出が‥‥

築地にある昆布専門店:×〇商店。

ちょうど家の真昆布が無くなりそうやったから
たまたま訪れていた東京の○×商店に
平日のお昼前に訪問したところ
真昆布の商品は2種類しかなく(カットした昆布の長さの違い)、
「山出し昆布」「北海道道内産真昆布」としか
表記されていなかった。

店のおっちゃんに
『真昆布はここにあるだけですか??』
と聞いたら気を悪くしたのか
『ミーハーな姉ちゃんにはこれ』
とぶっきらぼうに元揃昆布を差し出された(笑)

『北海道の空港にはもっと多くの種類あったんですけどねぇ』とこっちも嫌味返し。

『じゃあどんなのが良いの??』と返事がきたので
『厚くて大きい真昆布』と答えた。

結局店に真昆布は二種類しかないし、
関東は鰹節の文化やし、
白口浜のが欲しいって言ったところで
出てくる気配も無かったので
最初に渡された昆布を一応購入。

お金払うまでは、客じゃないからな。

おっちゃん、
商人の町にきて接客学んだらどう。。。

大阪にもこの店と同じ読み方の市がある。

多分初めて目にした人は、
“ふいた市”とか“ふきた市”って読むやろうな(;´Д`)

その後は口直しに、本枯れ節を買いに、
お茶と鰹節専門店『和田久』さんへ。

お店の全てが枕崎の鰹節らしい。

とどおんなの両親は揃って生まれも育ちも鹿児島県。

野菜も米も漬物も手作りしてたお婆ちゃんお手製の
懐かしいめんつゆの味。。。。。

思い出したらヨダレ出る(´┓`*)

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